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ロ蹄疫発生に対する諸対策の実施について

(要望の趣旨)
 今回、国内では92年ぶりとなる口蹄疫が、本県において確認され、現在、国の指導を得ながら、県を中心に、市町村及び農業団体等が一体となって、家畜伝染病予防法に基づく防疫措置等を実施するとともに、感染経路の究明や生産者への支援策の検討に全力を傾注しております。
 しかしながら、移動制限等の措置により、飼料代等コストの増加や商品価値の低下あるいは宮崎県産食肉の取引中止、牛肉の買い控え等、生産・流通・消費の各段階において多大な影響が現出しようとしております。
 今回の口蹄疫間題は、「畜産王国」、「宮崎ブランド」の死活に関わる重大な事態であるとともに、農業を基幹産業とする本県並びに南九州全体の経済基盤を揺るがしかねない間題であるため、早急に対策を講じる必要があります。
 つきましては、このような本県の状況を御賢察の上、下記の諸対策の実施につきまして、特段の御配慮をお願い申しあげます。

(要望の概要)
1 口蹄疫のまん延防止のための防疫措置の実施に万全を期すとともに、畜産農家をはじめとする農業関係者の不安の解消に努めること。
2 感染経路の早急な解明等原因究明のための調査・検査を徹底すること。
3 出荷停止等被害・影響のあった畜産農家その他関係団体に対して金融対策をはじめとする経営健全化のための総合的な対策に万全を期すこと。
4 今後の流通販売対策に万全を期すこと。
5 飼料米、稲ワラ等国産粗飼料の安全かつ安定的な供給体制の確立を図ること。
6 海外からの口蹄疫侵入防止のための措置を強化するとともに、その根本的な 治療法・薬剤等の開発・研究の強化に努めること。


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