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 2011 新年のあいさつ   (2011年1月1日)      
 みなさま方にはご家族おそろいで新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
 昨年に発生した口蹄疫の影響はいまだに極めて大きく、本県はいま最大のピンチをむかえています。まず取り組むべきことは、口蹄疫復興対策です。畜産農家はもちろん観光関連や飲食業をはじめとする幅広い分野にその影響が広がっています。県内農商工業全ての業種の再建が急がれます。さらに、みんなが安心して生活できる保健・医療・福祉の充実や景気・雇用対策など県内の課題は山積しています。
 さて、多くの国民の絶大な支持のもとにスタートした民主党政権ですが、米軍沖縄基地移転問題や尖閣諸島沖での中国漁船事件、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)問題など、今や大多数の国民が本当にこの国は大丈夫かと不満と不安を感じています。自民党の対応も政権与党の揚げ足取りに終始しており、与野党の建設的な国会審議が真に求められています。
 私は、12年前に都城市役所を退職し、初当選以来「暮らしと平和が一番」との思いで議会活動に取り組んでまいりました。お年寄りや子ども、障がいを持つみなさんを大事にする政治を実現しなくてはなりません。
この12年間に知事が松形・安藤・東国原・河野と4人交代する激動の県政にありますが、今後とも是は是、非は非、良いことは良い、悪いことは悪いとはっきりもの申す姿勢でがんばって参ります。 
 最後に、この一年がみなさまにとりまして最良の年となりますようお祈り申し上げ新年のごあいさつといたします。



 
 

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