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 東国原英夫氏の知事当選にあたって(2007年1月22日)      
 
 安藤前知事の辞職(後に逮捕)にともなう出直し知事選に東国原英夫(そのまんま東)氏が他候補に大差を付けて当選された。
 次点候補に7万1千票差を付けての圧勝にとまどいと驚きを隠せない。しかし、この結果は県民の意思表示であり、そのことについては、事実として厳粛に受け止めたい。前知事の官製談合、収賄等一連の事件で失墜した県政の一日も早い信頼回復に向け、ご尽力をいただきたいと考えている。
 私ども県議会は知事をはじめ県執行部の行政施策の執行をチェックする機関であり、これまでの歴代知事に対してもそうであったように、今後も課題ごとに是々非々の立場で望んでいく姿勢にはなんら変わりはない。
 東国原新知事は数多くの政策を掲げ具体化に向け有権者に訴えてこられ、その一つひとつが県民の信頼を勝ち得た結果だと考えるが、県議会としては今後の諸施策の実行にあたって、真に「県民福祉の向上」にプラスなのかを短期的、長期的視点に立って分析、評価する必要がある。そのことが県議会の存在意義でもあると考える。
 私たちは新知事に対して真正面から政策論争を挑んでいきたい。また、知事にも真正面から受けて立っていただきたいと切に願っている。 そのことが、我々県議会に対してはもちろんのこと、新知事に対しても、県民の多くが期待している県政刷新の第一歩だと考える。


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